INTERVIEW

フォトグラファー

はいチーズ!事業部

井上 誠之

TOMOYUKI INOUE

カメラや保育に関する知識ゼロで2016年に新卒入社。2年間毎日撮影に行き、技術を磨いた。2018年にはドローンを用いた保育園のPR動画作成やムービー商材のテスト導入をしたりなど、動画を用いた新規事業立ち上げに参画。今ではフォトグラファー組織のリーダーとして、自身も撮影をしながら、メンバー教育や組織づくりに加え、数字管理・戦略設計も行なっている。

クリエイター気質だった自分が、マネジメントにやり甲斐を見出すようになりました

Q. 入社してからこれまでを振り返ってどうでしたか?

自分の変化を実感していますね。入社して間もない頃は自分自身のことで精一杯だったこともありますし、自分の仕事に没頭したいタイプでした。ただ、Sen Imege Factory※がベンチャー気質なこともあり「こんなことやってみたら面白いんじゃないか?」と思えばすぐ実行に移せる環境だったことや、組織がどんどん大きくなることを背景に、いつの間にか自分の蓄積したノウハウをメンバーに落とし込むことが楽しくなっていたんですよね。クリエイター気質だった自分がマネジメントに遣り甲斐を見出しているなんて、入社当初は想像もしていなかったです。
※Sen Image Factory株式会社=千株式会社のグループ会社、主な事業は撮影事業

Q. 今やっていることは何ですか?

大きく分けて3つあって、撮影とフォトグラファーメンバーのマネジメント、そして新領域での撮影案件の獲得も行っています。
マネジメントをする立場となっても基本月10本は撮影に出ています。
また、リーダーとしてはメンバーの目標設定、数字管理、1on1面談などです。メンバー皆個性があるので、個々の強みを活かせるような成長を促したいと思っています。

スクールフォトの領域を超えた新たな挑戦。

フォトグラファー組織も大きくなり、更なる成長を遂げようと他ジャンルへの撮影機会を獲得する動きをしています。
これまで「はいチーズ!フォト」をメインに撮影してきた中で撮影技術や現場対応などのノウハウが蓄積されてきたので、メンバーの可能性を広げる意味でも、会社として成長するためにもこれまでのノウハウを横展開していきたいと思っています。

例えば、プロスポーツチームの撮影や企業HPの撮影に入ることもありますし、これからは家族写真などのtoC向けのフォトサービスをフォトグラファー組織独自で進めていこうとも考えています。このように新しい領域へのチャレンジができれば、事業成長は勿論のこと、メンバーに挑戦機会を提供することもできます。

ただ、もちろんスクールフォトのプロカメラマン集団であることは変わりないですし、一番の強みですので、この領域は常に質と量を追求し続けます。

フォトグラファーとして期待以上の価値を顧客に届けたい。

Q. 事業に対する想いを聞かせてください。

「はいチーズ!」のフォトグラファーである以上、子どもや先生方と気持ちの良いコミュニケーションが取れることや、スクールフォトのノウハウがあることは当たり前です。それ以上のバリューを発揮して、初めて価値提供が出来ていると言えます。

まず保護者向けには、子ども達の些細な成長を感じて欲しいと思っています。0歳〜5歳の間って日に日に成長するんですよね。スプーンの持ち方、椅子の座り方一つとっても、親御様からしたら「こんなことできるようになったんだ!」と成長を感じられる大切なワンシーンなんです。そんなかけがえのない瞬間を写真で届けています。

写真で出来ることの可能性。このステキな園を守りたい。

そして保育園・幼稚園向けには、その園の魅力を発信してPR活動のお手伝いが出来ると感じています。
実際に私が新卒から撮影に入っている幼稚園は、元々たくさんの園児が大きな園庭で走り回っていました。それが近頃だと空き教室があり、ガラッとした雰囲気になってしまいました…。個人的にとても切ないんです。

少子化が進む一方で、待機児童解消のために保育施設数が増え、近年の保育施設は園児集客に苦戦をしている実態があります。
撮影が終わった後、園長先生からお茶を出して頂きお話するんですが、園児集客のために動物を飼ってみたりとたくさんの工夫をされていることを伺います。「井上さん、どうしたらいいかな…」なんて相談を頂くこともあります。
このステキな園を守っていきたい!選ばれる幼稚園になって欲しい!という想いもあって、園庭の広さが伝わるような躍動感あふれる構図にしたりと、園の魅力が存分に伝わるように撮影をしています。この保育施設への想いはフォトグラファーも営業も同じだと思います。

キャリアの可能性が広がる環境。

Q. 千のフォトグラファーならではの魅力って何ですか?

キャリアの幅が広がることですね。まずフォトグラファーとしては入社早々から多くの場数を経験することが出来ます。最速でレベルの高いフォトグラファーになりたい人にはおススメの環境です。

私のようにマネジメントを経験することもできれば、技術講師として外部のフォトグラファー向けに教育を行うメンバーもいたりします。事業サイドに異動してマーケティングをやっているメンバーもいますね!事業会社に属するフォトグラファーだからこそ、キャリアの可能性が広い点は魅力です。

あとは何より仲間がいることですね。フリーランスだと自分との戦いですが、仲間とフィードバックをしながら、切磋琢磨し、時には支え合える環境があることが凄く有難いです。

Q. 中長期でやりたいことは?

先ほどもお話したことに重なるんですが、スクールフォト以外にも活動の幅を広げて、メンバーの個性に合わせた成長を促せる環境づくりです。これからジャンルごとにチームを分けた組織づくりをしていこうと思っています。
スクールフォトを極めたい人、様々なジャンルの撮影を経験したい人、育成やマネジメントスキルを身に着けたい人、などと、フォトグラファーであってもキャリアは様々なので個人の得意を延ばせる環境にしていきたいですね。

第二創業期でまだまだベンチャー風土。
挑戦したい!そんな勢いだけでも大歓迎!

Q. 千にはどんな人が合うと思いますか?

自分の考えや想いを言語化出来て行動に移せる方ですね。創業から20年経っていますが、第二創業期を迎えている今、ベンチャー風土は強くあると思っています。色々やってみたい!と勢いのある方は楽しいんじゃないかと思います。
挑戦したい!という気持ちさえ持ってくれていれば、どんどん仕事は任せたいですし、これからやるべきこと山ほどあるので!
フォトグラファーとしての軸や思いも重要視したいので、熱い思いがある方と一緒に働きたいです。