撮影事業者向けインターネット写真販売システム「はいチーズ!フォト 写真館撮影プラン」写真館へ新たな販売機会の創出を実現。コロナ禍でも写真館の売上昨対比116%に寄与
ICTで保育士の働き方改革や保育業界のDXを推進し、子どもの幸せをつくることを目指す千株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 千葉伸明、以下 当社)は、子どもの成長の瞬間を切り取り保護者に届けるためにスクールフォトのインターネット写真販売サービス「はいチーズ!フォト」を提供しています。「はいチーズ!フォト」は撮影者に応じて三つの異なる管理者側システムが存在しており、その一つが写真館・撮影事業者向けに提供している写真販売システム「はいチーズ!フォト 写真館撮影プラン」です。写真館・撮影事業者は個人経営の事業者であることが多く、写真販売システムの大規模開発や時流に合わせた機能アップデートを行うことは難しい実情がありました。そこで、当社では保護者が写真を購入しやすい最新システムを撮影事業者向けに開発し、写真販売の作業を手早く簡単に行えるだけでなく、売上分析などの経営的視点での支援も行っています。この度、インターネット写真販売システム「はいチーズ!フォト 写真館撮影プラン」が、写真館の業務を効率化・新たな販売機会を創出し、コロナ禍でも昨対比116%の売上達成に寄与したことをお知らせします。
「はいチーズ!フォト 写真館撮影プラン」とは
主に園・学校写真の撮影販売をされている写真館・撮影事業者さま向けのインターネット写真販売システムです。写真のアップロード時間が短く*1、販売サイトではアマゾン ウェブ サービス(AWS)を活用した顔検索機能・おすすめ機能、画像データ販売の対応が可能です。
「はいチーズ!フォト 写真館撮影プラン」のインターネット写真販売システム活用で収益確保と業務効率化を実現した遊フォトライフ社の実例
■導入の背景
遊フォトライフ社は、埼玉県を拠点に33団体の幼稚園・保育園に向けてスクールフォト撮影を行っており、他社の写真販売システムを使用していました。当時使用していた他社写真販売システムでは、ユーザーからの問合せ対応が多く発生しており、売上も思うように伸ばせていない点が課題でした。また、写真を販売システムへアップロードする、写真の販売期間を設定するといった、写真館側が使用する管理画面の操作性が良くない点、写真販売代金の入金のサイクルが遅い点などシステム面での課題も感じていました。
そこで、売上の向上とシステムの円滑さから業務効率化・ユーザー満足度向上を見込めることが決め手となり、2019年8月より「はいチーズ!フォト 写真館撮影プラン」の導入を開始しました。
■成果のポイント
期間外販売を導入、売上の約10%を占める
通常、季節行事の撮影を行うことが多い園・学校写真の販売サイトでは販売期間を決めて売り切りとすることが一般的でしたが、「はいチーズ!フォト」の販売システムでは、年度末に全ての行事写真を再度販売できる一括再販売など期間外販売が可能となり、これまでのシステムでは行えていなかった多数の販売機会の創出が可能となりました。現在では期間外販売の売上がスクールフォト販売全体の売上の約10%を占めるまで成長しています。
顔検索機能・システム操作性の向上で売上増に繋がる
「はいチーズ!フォト」の導入後、スナップ写真の売上が増加しました。AWSを活用した顔検索機能があることや、以前のシステムより販売サイトの見やすさ・操作性が良い点がユーザーに評価されているとみられます。
業務効率化で新たな取り組みに着手、法人化を実現
「はいチーズ!フォト」は写真のアップロードスピードが速く、管理画面の操作性が良いため、業務の効率化をはかることができました。更に、これまでは自社で行っていたお客様からの問い合わせを全て「はいチーズ!」に任せることができたことで、業務時間の大幅な削減にも繋がっています。
削減した時間で「ECサイトを作成し先生写真の編集サービス」、「園の動画撮影サービス」など新しいサービスの開始や、カメラマンの教育に力を入れるなど長期的な視点で新しい取り組みに着手することが可能になりました。元々遊フォトライフ社は個人の撮影事業者として活動しながら法人化を目指していましたが、安定した収益確保と業務拡大に成功し、2021年11月に法人化を実現することができました。
遊フォトライフ株式会社 代表 梁瀬遊吾氏のコメント
当社は兼ねてよりスクールフォトを中心に写真事業を行っていましたが、スナップの売上が思うように伸びない点、顧客フォローに工数がかかりすぎていたこと、使用していたシステムの操作性や入金のサイクルが遅い点などに課題を感じていました。「はいチーズ!フォト」は、売上の向上を見込めた点、管理画面の操作性も良い点、顔検索機能や販売サイトの見やすさにより顧客満足度向上も期待できたため導入を決めました。
年末の一括販売や期間外販売の導入は売上の増加に直結しており、全体の売上の10%を占めるまでになっています。システム面でも、以前はシステムが重く写真をアップロードしている間に他の作業が行えないなど効率の悪さを感じていましたが、「はいチーズ!フォト」では写真のアップロードスピードが速くアップロード中にも別の作業ができ、また管理画面の操作性も良いため、業務の効率化をはかることができました。また、お客様からのお問い合わせはすべて「はいチーズ!」のスタッフの方に対応していただいているため、お客様への対応時間も大幅に減らすことができ、空いた時間でカメラマン教育にも力を入れることができるようになりました。業務効率化したこと、安定した収入を得られるようになったことで、園への動画撮影や、ECサイトから先生撮影の編集サービスを開始するなどの新しい取り組みにも着手できるようになり、2021年11月には法人化を実現することができました。「はいチーズ!」を導入していなければ、ここまで業務範囲を広げることはできなかったと思っています。
遊フォトライフ株式会社 導入概要
本社住所:埼玉県さいたま市南区南浦和2-38-7 富士見ビル402
業種:写真・動画撮影業
代表者名:梁瀬遊吾
従業員数:2名(内訳:社員2名、パート・アルバイト0名、契約カメラマン数 36名(実働17・18名)/2022年2月時点)
導入施設数:33カ所(内訳:スクールフォト33団体)
サービス提供割合:スクールフォト10割
導入時期:2019年8月より導入
社会的背景 *2
■デジタルカメラの普及で市場規模が減少する写真業界、コロナ禍で追い打ち倒産急増
2007年デジタルカメラが急速に普及し、写真事業所の倒産は過去20年間でピークの44件に達しています。その後、スマホカメラの性能向上で需要がさらに減少、記念写真や証明写真の撮影や商業写真、現像など写真業界410社の2019年度(2019年4月期-2020年3月期)売上高は1,820億5,300万円(前年度比4.5%減)で、直近2年間で売上高は約1割落ち込んでいます。新型コロナ感染拡大で営業自粛やハレの日の需要急減も重なり、2020年1-9月の写真業界の倒産は19件(前年同期比72.7%増、前年同期11件)と急増。過去5年間で最多ペースで推移しました。
生活様式の変化で写真需要が低迷するなか、新型コロナが追い打ちをかけて苦境が鮮明になっている。
■写真館は新たな市場の掘り起こしや差別化が求められる
写真業界は売上高1億円未満の小・零細事業者が約8割(構成比76.5%)を占め、生き残りには急激に変化する時代への対応と差別化(高付加価値)が求められています。スマホカメラの技術進化で、老若男女を問わず日常的にスマホでの写真撮影や動画撮影が生活に溶け込むなか、感性が問われるプロの撮影技術や現像技術を活かした新たな市場の掘り起こしが急がれています。
*1 写真1,000枚のアップロードが、最短20分で完了(ネットワーク環境やデータサイズにより処理時間が異なります)
*2 出典:「写真業界」動向調査│東京商工リサーチ(2020年10月29日)
「はいチーズ!フォト」とは
総合保育テックサービス「はいチーズ!」の中のひとつで、写真に特化したサービスです。
運動会や発表会など季節行事の写真撮影から販売、問い合わせ対応まで、トータルでサポートするインターネット写真販売サービス。撮影者に応じて3種類のプランをご提供します。
・関連サイト
– はいチーズ!フォト(https://info.8122.jp)
– お手持ち写真プリント(https://8122.jp/info/otemochiPhotoPrint)
【会社概要】
千株式会社
代表取締役社長:千葉伸明
本社:東京都千代田区大手町一丁目3番2号 経団連会館13F
設立:2004年10月
TEL :03-6266-6662
HP:https://sencorp.co.jp
事業内容 :SaaS型総合保育テックサービス「はいチーズ!」事業
・インターネット写真販売サービス「はいチーズ!フォト」(https://info.8122.jp)
– カメラマン撮影プラン
– 先生撮影プラン
– 写真館撮影プラン
・保育業務ICTサービス「はいチーズ!システム」(https://hoiku-ict.com)
・アルバム制作サービス「はいチーズ!アルバム」(https://album.8122.jp)
・動画サービス「はいチーズ!ムービー」(https://enchannel.jp)
– 動画配信プラットフォーム
– イベント動画撮影
– PR動画制作・編集
はいチーズ!は、千株式会社の登録商標です。