30機能以上が無料利用できる保育ICTに新機能追加
ペーパーレス化の流れに対応可能な「ファイル格納」
～保育施設SDGs意識調査では、ペーパーレス化へ取り組んでいるとの回答が5割を上回る～

ICTで保育士の働き方改革や保育業界のDXを推進し、子どもの幸せをつくることを目指す千株式会社(本社：東京都千代田区、代表取締役社長 千葉伸明、以下 当社)は、この度、全国の保育園・幼稚園・学童などの教育施設や子ども向け習い事施設（以下、施設）を対象にした保育ICTサービス「はいチーズ！システム」において新機能『ファイル格納』の提供を開始致します。

従来、自治体から施設向け、施設から保護者向けに連絡を行う際、連絡手段として紙のお知らせが活用され、保育施設側はそれらの原本書類を一定期間ファイリングし保管することが主流でした。しかし、社会全体のICT化やペーパーレス化の流れを受け、保育施設でも紙書類の取り扱いは減少し、データ書類へと移行が進んでいます。そのため、保育施設では紙書類とデータ書類の両方の管理を強いられており煩雑化している状態でした。今後、加速する施設業務のICT移行を見据え、日常的に使用する保育ICT内にファイル格納機能を設けることで書類の一元管理を可能にします。

■ 背景

近年、保育現場の人材不足や業務負担を軽減するため、国や自治体は補助金を交付するなど保育現場におけるICT化が推進されています。ICT化が進むにつれ、今までは郵送やFAXなど紙で届いていた自治体からのお知らせがメールにPDFデータを添付した形式で送られてくるなど、紙書類からデータ書類への移行が徐々に進んでいます。そのため、保育施設では紙書類とデータ書類の双方を受け取る機会があり、いずれの管理も必要な状況で、管理が煩雑化していることが課題でした。
施設内で保管が必要となる各書類を日常的に使用する保育ICT内で一元管理できる新機能『ファイル格納』の提供を開始し、書類のペーパーレス化と一層の保育業界のICT化を目指します。

■ 新機能『ファイル格納』について

ファイル格納機能は、Excel、PDF、JPGなど施設で管理しているデータやファイルを「自治体資料」「入園式資料」「職員情報」など、項目ごとの格納スペースを作成し保管することができます。また、利用ユーザーごとに権限設定が可能です。これにより、全従業員や保育士のみなどファイルごとに閲覧権限の設定が行なえます。

＜活用書類例＞
・自治体からのお知らせ
・入園前の園児情報
・従業員の情報（健康保険証、資格証明書など）
・独自作成のエクセルデータ（帳票、要録など）
・園だより

※一部有償オプションを選択することも可能です。


今後も、「はいチーズ！システム」では保育者の業務負荷の削減を実現と保育者の働き方改革の推進を目的とし保育業務の効率化、残業削減や保育士の離職防止に寄与できるよう、機能追加および機能改善に努めてまいります。