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導入事例 １ 社会福祉法人都田会　みどりのもり都田

社会福祉法人都田会 みどりのもり都田（住所：静岡県浜松市北区都田町6497-1、施設長：下原直美）は、2021年10月開催の運動会行事にて、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、プログラムを平日5日間に分散し、保護者の会場での観覧は見送るかたちで開催しました。そのため、園は保護者に園児の姿を共有することを目的に、運動会の模様をライブ配信することを決定しました。
導入に至った理由としては、高いセキュリティによって特定の人に限り動画が閲覧できるという安心感と、専用のアプリケーションは不要で、URLまたはQRコードから手軽に視聴できるなどの利便性が高かったことがあげられました。初めてのライブ配信ということで、セキュリティ面や操作方法、保護者が問題なく視聴できるかなど不安はありましたが、サポート体制が整っている安心感があり、この度の導入に至りました。

■下原直美氏によるコメント

運動会開催について、新型コロナウイルス感染症防止の観点から、昨年度に続き2年連続で、「親子の触れ合い」をテーマにした集合型の運動会は断念しました。昨年度は職員が撮影・編集したDVDを全家庭にプレゼントする方法で子どもの姿を共有しましたが、より臨場感あふれる子どもの姿を保護者とリアルタイムで共有したいと考え、園で行う運動会の模様をライブ配信することにしました。保護者の方からは「遠方に住む祖父母が5日間毎日画面に釘付けでした」という声や「単身赴任で海外に行っている父親も見れてよかった」など喜ぶ声が多く、運動会後の保護者アンケートからも約8割の方からポジティブな感想をいただけ、満足度の高さを伺えました。

さらに、リアルタイムで配信されていることにより、職員にもよい緊張感があり、子どもたちの素敵さを最大限に引き出そうとする意欲や一体感が高まったという面でも良い効果があったと感じています。Wi-Fiの接続不良などの課題もありましたが、通常の現地での運動会だけでは見ることができなかった方へも子どもの姿を届けることができたことに園としても価値を感じています。「遠方の親族が見れて喜んでいた」「外出ができない祖父母が視聴できて喜んでいました」など、多数の喜びの声をいただいたので、発表会や卒園式など他の行事でも「はいチーズ！ムービー」を活用していきたいと考えています。また、配信だけでなくDVDなど形に残したいという声も多くの保護者からいただくので、今後は配信からDVD化、販売まで「はいチーズ！」で全てお任せできるような環境が整うことを期待しています。

■社会福祉法人都田会　みどりのもり都田　導入概要

■社会福祉法人都田会 みどりのもり都田
住所：静岡県浜松市北区都田町6497-1
保育施設種別：幼保連携型認定こども園
施設長名：下原直美
職員数：40名（2021年10月時点）
園児数：定員215名
導入時期：2021年10月より導入

導入事例 ２ 社会福祉法人みそら保育園

社会福祉法人みそら保育園（住所：山口県下関市福江町1733-1、理事長：中島光一）は、2021年10月の運動会行事にて新型コロナウイルス感染症対策の観点から、今年度の運動会は年長児だけが行い、保護者は観覧人数の制限をし、保護者参加の競技は行わず観覧のみのかたちとしました。また、年長以外の園児も運動会を体感できるよう、別日程の平日に「運動会ごっこ」の開催を決めました。
直接、運動会を観覧できない保護者が多くいることから、運動会や運動会ごっこの模様をライブで配信することを検討し、リアルタイムに運動会を楽しみ同じ時間を共有できる特別感を保護者に感じてもらうため、ライブ配信の導入に至りました。更に、リアルタイムで視聴が出来ない保護者へは撮影した動画の事後配信を行い、運動会での子どもたちの笑顔と頑張りを多くの保護者に届けることができました。

■園長 中島亜季氏によるコメント

10月の運動会開催が緊急事態宣言と重なってしまい、会場で家族みんなでの観覧が難しくなってしまいました。どうにか観てもらう方法はないかと模索し、動画を撮影しアップロードする方法もありましたが、保護者には、ライブで観てもらいたい気持ちが職員の間でも大きかったので、ライブで配信をすることに決めました。保護者の方からは「遠方の祖父母に見てもらうことができ喜んでいた」という声や、「見逃し配信があるので、家族みんなで観ることができ、子どもから話も聞くことができ良かった」などの声もあり、家族間のコミュニケーションにも繋がったようで大変嬉しく感じました。今後も、状況の変化に応じてライブ配信を含め動画の活用を検討していきたいと思います。

■社会福祉法人 みそら保育園　導入概要

■社会福祉法人 みそら保育園
住所：山口県下関市大字福江町1733-1
保育施設種別：認可保育所（私立）
代表者名：中島亜季
職員数：26名（2021年10月時点）
園児数：定員150名
導入時期：2021年9月より導入

はいチーズ！ムービー概要

■動画配信サービスの登録園数が昨年比400％超え

コロナ禍における保護者の動画配信ニーズの高まりを受け、動画配信サービスを導入する幼稚園・保育園等が増えており、当社でも動画配信サービスの需要が高まっています。
2020年5月にリリースした動画配信プラットフォームサービス「はいチーズ！ムービー」の登録園数は、昨年2020年8月時点と比べ、2021年8月時点で424％（※2）と大きく伸長する結果となりました。現在「はいチーズ！ムービー」の登録園数は600園以上、動画アップロード総本数は13,000本を超え、園と保護者の新しいコミュニケーションのかたちとして活用されています。

※2：動画配信サービス「はいチーズ！ムービー」導入園数実績推移│2020年5月～2021年8月

■園が提供する動画のコンテンツ内容の傾向

動画のライブ配信について配信の多いコンテンツ内容を分析したところ、2021年4月は「季節行事（93％）」「保護者会（7％）」、2021年6月は「日常保育（90％）」「保育参観（10％）」、2021年10月は「季節行事（100％）」という結果となりました。4月は入園式や発表会、10月は運動会で多く使われるなど、季節行事のある月は行事の配信が多い傾向があります。
また、撮影した動画をアップロードする形式のストリーミング配信について、視聴数の多いコンテンツを分析したところ、2021年4月に40％あったお知らせ・保護者会の動画は、2021年6月と2021年9月には1％となりました。一方、2021年4月に54％だった季節行事・日常保育の動画は、2021年6月には「季節行事（32％）」「日常保育（64％）」のあわせて96％、2021年9月では「季節行事（44％）」「日常保育（34％）」のあわせて78％となっており、年度初めはお知らせのコンテンツが多く、それ以外では日常保育や季節行事の様子で使われることが多いことがわかります。

「はいチーズ！ムービー」今後の展望

保育施設の行事における動画の活用によって、従来の対面参加型のみでの行事開催であれば、観覧することができなかった遠方の親戚もリアルタイムで行事の様子を見ることができ、より多くの人に子どもの成長を見てもらえる機会を作ることができるようになりました。
今後、保護者の「我が子を見たい」「我が子の成長を残したい」というニーズに先生が簡単に応えられるように、現在個別オプションとして対応している動画編集・DVD販売を「はいチーズ！」上で完結できるような環境の構築についても検討を続けていきます。

また、園が日常的に動画を撮影するようになり、膨大な量の動画データがシステム上に集まる状態になれば、AIを活用してユーザー希望に合わせたオリジナルパーソナルムービーを自動的に作成するなど、動画サービスとしての更なる価値提供を進めていきたいと考えます。