大阪市私立幼稚園・認定こども園連合会で子どもの写真撮影の講義を行いました
2025年6月26日(木)に当社カメラマンが大阪市私立幼稚園・認定こども園連合会研修に講師として登壇し、保育士の先生方へ写真撮影講座を実施しました。


研修実施の背景と目的
保育現場では、日々の保育活動の記録や保護者への情報共有、そして子どもたちの成長を伝える上で、写真の果たす役割がますます重要になっています。特に、子どもたちの自由な発想から生まれる造形活動の様子や、その過程で生まれる豊かな表情を写真に収めることは、保育の質の向上にも繋がります。
今回、大阪市私立幼稚園・認定こども園連合会の研修にて、当社のカメラマンが写真撮影のプロフェッショナルとして、保育士の先生方が日々の保育の中でより魅力的な写真を撮影できるよう、実践的なテクニックをレクチャーしました。これは、写真撮影・販売会社として長年保育現場を支援してきた当社の知見を還元し、保育業界全体のサポートに貢献する取り組みの一環です。
研修内容:座学と実践で学ぶ“子どもの心を写す”撮影術
研修は90分間で行われ、参加者は座学だけでなく、実際に手を動かすワークを通して学びを深めました。
1.子どもの身体になる体験(造形遊び)
折り紙を使い、目的を持たずに自由に造形遊びを体験。子どもたちの自由な発想を追体験することで、その視点を理解しました。
2.「表現」を理解する
写真から子どもの内面を読み解く方法や、写真が持つ「協同注視」「三項関係」といったコミュニケーションの力について解説しました 。
3.プロが教える写真撮影テクニック
当社のカメラマンが講師を務め、子どもの豊かな表情や躍動感を捉えるための具体的な撮影技法をレクチャーしました 。
・作品の撮影: 構図や背景など、作品を魅力的に見せるためのポイントを伝授。撮影した写真をグループで共有し、互いに学び合いました 。
・人物の撮影: 「子どもの目線に合わせた撮影がポイント」であることを強調し 、子どもと同じ高さでの撮影や余白の作り方など、自然な表情を引き出すコツを実践を交えて解説しました 。


4.集合写真の撮影
被写体全員が写り込み、かつ自然な笑顔を引き出すための声かけや並ばせ方など、実践的なアドバイスを行いました 。特に「沈黙の確認はNG・興味を引き続けるコツ」が印象に残ったという声も寄せられました。
参加した保育士の先生方からの声(一部抜粋)
研修後のアンケートでは、多くの先生方からポジティブな感想が寄せられました。
「人物の撮影の際目線を合わせる。誕生日会では、上から撮ったりしてしまうことが多かったので、今回の研修で改めることができたと感じました。」
「(写真の)構図などをあまり意識したことがなかったのでとても学びになりました。」
「グリッド設定にして撮影すると良いと言っていたことがやってみて良いと感じました。」
「こんなに楽しかった研修初めてです!」
「保育にも活用できるし、普段の撮影でも構図を考えて写真を撮ろうと思いました!」
「真剣な姿の撮影の際に下から撮影すると子どもの邪魔にならず撮影できることが学べました。」
大阪市私立幼稚園・認定こども園連合会様向け研修 開催概要
・研修テーマ:「幼児造形から保育を変えるⅠ(撮影技法とワーク)」
・開催日時 :2025年6月26日(木)
・開催場所 :大阪私学会館
・講師 :四條畷学園短期大学 香月欣浩(研修内容1.2)、千株式会社 松尾奎吾(研修内容3)
・対象者 :大阪市私立幼稚園・認定こども園連合会加盟園所属の保育士等
・参加者数 :約60名
・主催 :大阪市私立幼稚園・認定こども園連合会
「はいチーズ!」は写真を通して子どもの成長を発見する喜びを提供し、成長や大切な思い出を未来に残しています。
保育士の方など保育に関わる方とも、子ども達の毎日の笑顔や健やかな成長を一緒に発見そして写真に記録し、未来に残していきたいと考えています。