【イベントレポート】子どもたちがゼロからつくる街「KBCタウン」　

小学生の放課後や長期休みの時間は、約1600時間にも及びます。KBCは「放課後の時間を“消費”から“投資”へ」をテーマに、小学生の子どもたちに安全な放課後を提供し、遊びや学びの体験の中から“社会につながる人間力（非認知能力）”を育む学童保育です。
「日常」「イベント」「まなび」の3つの独自プログラムによって、自立した個の確立のための「自分軸」、他者と関わるための「社会軸」の2軸からなる非認知能力を体系的に身につけることを目的としています。

「KBCタウン」とはキッズMBAの集大成として、子どもたちが全22店舗の模擬店を開きひとつの街を作り上げるKBC最大規模のイベントです。子どもたちは当日模擬店で仕事をすることで疑似通貨「ケビィ」を受け取り、買い物をするというリアルな経済活動を体験します。

子どもたちは、1月の本番に向けて前年9月から自分たちの会社を設立し、会社名の設定から運営する模擬店の戦略会議などたくさんの準備を進めてきました。
さらにKBCタウンの市役所も設立し、市長と副市長が疑似通貨ケビィのデザインを決定したり、当日は公共スペースの運営など市民が過ごしやすい街づくりも行いました。

KBCタウンは街や模擬店を作る実践的な活動を通して、子どもたちの自主性や積極性はもちろん、論理的思考や計画性、他者との会話（コミュニケーション力）など多くの非認知能力の成長が期待されるイベントです。

子どもたちが力を合わせて準備した模擬店・街には、来場者に楽しんでもらうための様々な工夫がありました。
模擬店ではレジと商品のお渡し場所を別々にするなどのオペレーションの工夫や、列の最後尾の札を準備し、混雑を緩和する声がけを行う様子も見られました。
街中にはゴミの分別や食品ロスを促すポスターも貼られており、子どもたちの気配りの行き届いた街で来場者は快適に買い物やゲームを楽しんでいました。
働くことで手に入れたケビィ（疑似通貨）で買い物をすることで経済の仕組みを学び、将来のキャリア観やビジネス感覚を身につけるきっかけとなるイベントになりました。

はいチーズ！は、子どもたちが4ヶ月かけて創り上げた「KBCタウン」という街づくりの集大成を写真に記録し販売します。

■はいチーズ！フォト　KBCタウン写真販売情報
販売期間：2025年2月4日（火）～3月3日（月）
販売対象：来場者限定

■参加した小学生のコメント
「『宝探し』のお店を運営したが、今日までみんなで協力をすることができよかった。リハーサルよりもみんなの声がよく出ていて、お客さんにも楽しんでもらえてよかった。」
■保護者のコメント
「子ども自身の役割を意識して主体的に活動し、成長を見せてくれた。」

「はいチーズ！」は、写真によって子どもの成長を発見する喜びを提供し、成長や大切な思い出を未来に残しています。

KBCタウンに参加した子どもたちが大人になった時に写真を見返すことで、イベントを通して学んだことを思い出し、仲間との楽しい思い出とともに自分の自信に繋げられるように願っています。